東京で手作り指輪を作るのなら職人の技術もチェックして

東京で手作り指輪を作りたいと考えているカップルもいるでしょうが、手作り指輪の技法にはロストワックス製法と鍛造と呼ばれる製法があることを知っておくことも大事です。
その理由は、それぞれで作り方に違いやメリット・デメリットがあるからで、また製法により不安を感じる度合いにも違いがあるからです。
東京で手作り指輪を二人で作るのなら、できる限り二人にとって不安が少ない製法を選ぶことをおすすめします。

ロストワックス製法は、ロウソクのようなワックスと呼ばれる素材を削って指輪の原型を作ります。
手作り指輪ではこの原型を作るまでが二人の作業となって、その後の工程については職人が行うことになるのです。
完成したワックス原型を石膏で埋めて焼くことにより石膏に原型の空洞ができて、そこに溶かした金属を流し込んで手作り指輪が完成するのです。

この製法のメリットは、繊細な造形が可能なために他の技法では作れない複雑で自由なデザインを作ることができることです。
また、指輪の原型を作るワックスは柔らかくて、切ったり削ったりする作業が比較的簡単にできますし、失敗しても何度でもやり直しができることもメリットのひとつです。
ただ指輪の原型を作るまでが二人の作業になるので、人によっては物足りなさを感じることがデメリットになることもあります。
それから仕上げ加工が職人の技術によって差が出てくることもデメリットになる可能性があるので、経験豊富で技術を持っている職人が在籍する東京の工房を選ぶ必要があるのです。

一方の鍛造と呼ばれる技法は鍛冶屋さんの技法で、地金を直接叩いて伸ばしたり、溶接・研磨をしたりして指輪を作る技法です。
最初から完成までほとんどの工程を自分たちで作ることができるので、手作りの醍醐味を感じられるといったメリットがあります。
ただ、曲線を描くデザインや複雑なデザインを制作することが難しい技法なので、デザインがシンプルになるといったデメリットがあるのです。
またサポートしてくれ職人の技術力によって仕上りが左右されることもあるので、技術や知識を持った職人がいる工房で製作することをおすすめします。